こんにちはへんりーです。
先日、大阪の心斎橋で開催された箕輪厚介さんのイベントに参加してきましたのでその内容のレポートです。場所は大阪・心斎橋のスタンダードブックストアという場所。近くにアメリカ村があり街自体が文化的な色が強かったです。
地下の入口。ややおしゃれ。
会場では整理番号順に案内され飲み物をオーダーしつつ、大体50前後の席が並ぶ会場に入りました。最前が空いていたので着席。
しばらく待つとたぶん上のミニストップで買ったであろうハイボールを手にしれっと箕輪さん登壇!あらかじめテーマは決まっていなかったようで質疑応答が中心でした。
以下、ざっくりトーク内容です。多少、自分の解釈も入っていますが箕輪さんのメッセージ的には大体あっていると思います(笑)図も何もないただのトーク内容の書き写しですがどうぞー。
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Q:ヒット作を作るには?
・そもそも誰も本気でヒットさせようとしていない。ヒットさせようと思い続けることや、仕事に対する熱量の違いかもしれない。あとはコミュニティの連鎖反応が大きい。何かを多くの人に届ける為に小さなコミュニティから徐々に大きくすべき。
自分
→ 友人
→ 属するコミュニティ
→ ネットでバズる
→ お茶の間に届く(マスメディアが取り上げる)
・小さな円を塗り絵みたいに埋めていくのがポイント。昔はマスメディア主導の商品の届け方というスタイルが多かった。しかし、今は情報量が爆発的に増えている、良いモノが溢れすぎているので、その手法が必ずしも効率が良いとは言えない。
・良いモノを届ける為にコミュニティがある、のではなくがむしゃらにやっていれば何かにあたってそれがコミュニティの形をしていただけ。
・ヒットするモノの共通点として多くの人に共感できるもの。
Q:どういう人を応援したいと思うか?
・世の中に混ざらない人を応援したい。今は何となく居心地が悪い、と感じている人が多く、潜在的にそこを突き、且つそれを突き詰めている人が支援されやすい。突き詰めている人は世の中をかき混ぜてもまざらない人、圧倒的な自分基準で生きている人。とがり方は色々あるが、どの人も自分はこういう人だという明確な意思がある。
・起業家は小手先のビジネスモデルではない何かを持っている。やむにやまれない何かを背負っている。
Q:「1.0」時代から「2.0」時代はどう違う?
・「1.0」時代は何から何まで、本当の雑用でも進んでやるようにしていた。死ぬほど頑張ってた。心構えとして常に一泡吹かせてやろうという気持ちでいた。さらに相手からの期待値以上の行動をするようにしていた。
・「2.0」時代はそうなるべくしてなったというか、雑用の道や下積みをきちんと通ってきて努力の結果が「2.0」につながった。誰かをくどくという必要がなくなった。
Q:コミュニティの熱量を保つには?
・大きく2点ある。
①旗印が常に成長すること。成長にフォロワーが熱狂する。
②コミュニティを居場所にすること。アウトプット主体のコミュニティはしんどいので、いるだけでもいいんだよという空間にするとよい。
Q:箕輪編集室で何か共通の目標は掲げているのか?
・「死ぬこと以外はかすり傷」という旗印くらい。やりすぎてしまうと会社みたいになってしまう。自分で考える場を提供し、余白たっぷりの旗印を立てている。
Q:ONE OK ROCKのライブでは何か感じたことは?
・Takaさん色気があった!
Q:こういった講演会で気を付けていることは?
・モデレーションがうまいとかはどうでもいい。自分の庭なら適当なスタイルで行くようにしている。ゲストが遅れても現場でなんとかつないだりして結果的になんとなかなることも多いし、そういう人だという認識をもってもらうようにしたいと思ってる。X JAPANのYOSHIKIが30分で失神するみたいな、その人はこんな感じ、というので認識してもらうようにする。嫌がられるのであればそれで仕方ない。
Q:本当に自分が望んでいるものがわからない人はどうすればいい?
・これからはやりたいことが描ける順に序列ができるようになる。自分が何をやりたいか全員が自分に問いかける時代になっていく。ただ、9割の人はそこで悩んでいる、でもそれがみつかったら勝ち。好きなことを制限せずにやり続けるとみつかるのかもしれない。
Q:コミュニティがカオス状態である場合、その一歩先を行くには?
・カオスはカオスのままにしておくと自走する人が出てくる。マネジメントするべきではないと思っている。ファンクラブは1対N、ファンコミュニティは横のつながりが強い。主催者が死んだかどうかで前者か後者か測れる。箕輪編集室は後者で概念だけが残ると思う。ファンクラブと会社は紙一重の存在。マネジメントしない、何もしない方が結果的に自走する人が増えるのではないかと思う。
Q:新社会人に向けてのメッセージとしては?
・人が変わるときって圧倒的に自分に詰め込んだとき。例えば1年で100頑張るなら、1週間で99やって、あとは残りの1を流す。みんなの頑張っているという状態よりも圧倒的に頑張ってみる。自分や周りが無理だという状況に自分を追い込むと勝手に自分でわかる。そこまで突き詰めると真実がわかる。それに圧倒的に強く強度を持ってやる期間があると幅が広がる。
Q:会社を離れようとは思わないか?
・圧倒的ブランド人でも会社に属しているのは自分にとっても会社にとってもWin-Winであるから。会社を利用することでこれだけの量の本を流通させられている。次はハイブリッド型が主流だと思う。
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ラフな箕輪スタイルもあり終始会場は真面目とほんわかが半分半分な感じでした。
オフレコでしか話せないトークも少しありましたがそこはアップしません!!オフレコトークではメタップス佐藤さんの話とか、落合陽一さんの話とか…興味深いエピソードでした。
質問が多岐にわたりましたが、一つずつ受け止めて答えてくれている姿が素敵でした。圧倒的に頑張るということは自信にも繋がりますしいいことですがその一歩を踏み出すのがなかなかできないもの…。日常的に取り組みやすいテーマからぜひ頑張っていってみましょう!
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