【ざっくり書評】『ポジティブ・チェンジ』ノーシンク行動で行こう

ライフハック

『ポジティブ・チェンジ』Daigo(日本文芸社)

根拠はいらない、ただ変える、ノーシンク!

Daigoさんの本はこれで読むのが3冊目になります。毎回文章がシンプルで図解もわかりやすく、具体的な行動指針と一緒にすっと読めるのが気に入っています。

今回は『ポジティブ・チェンジ』ということで「自分を変えたい、けど変えられない」と悩む人の背中を押してくれるそんな一冊になっています。

脳を含め、人間の体は現状を維持しようとする性質を持っています。これをホメオスタシスといいます。

あなたが「変わろう」と思った瞬間に、あなたの脳と体は「これから変化しそうだから、変わらないようにしなくてはいけない」「行動を制限しなければいけない」という方向に動くというわけです。

引用:『ポジティブ・チェンジ

内面でも外面でも何か自分の身に変化が起ころうとすると、生物的に拒絶反応が出ます。その為、「変わろう」、「変えたい」と思う反面で「変わりたくない」という自分も存在し、彼らが拮抗した勝負を繰り広げるのです。そして往々にして後者が勝つ、と。

ではどうすればいいか?と。マイ・ホメオスタシスに打ち勝つ為の3つのルールが述べられています。

変化を引き起こすための行動を邪魔する要素とは何か、それをいかに排除すればいいか。このことをまとめたのが、3つのルールというわけです。

1.頭はいらない

2.根拠はいらない

3.希望はいらない

引用:『ポジティブ・チェンジ

考える前に、過去の自分を言い訳の引き合いに出す前に、やる気を出す前にとにかく”行動する”。(No think)ノーシンク行動が状況を好転させる一手になるよ、と。

私は比較的考えて行動する性質です。石橋をたたいてたたいてたたいて渡る、くらいの慎重派です。その為、大きな事を進めようと思った時も事前に下調べを十分にして事に臨みます。しかし実際その場に居合わせると考えていたことなんてこれっぽっちも頭から出てこない。予見していなかった方面からの事にも対処しないといけなくなる、なんて事も多いです。

この間の家を決めた際も事前に散々HOME’Sとかで調べたのに、結局ノーマークだったの物件に決めましたからね。

やってみなわからん!と。そうであればアレコレ考える前にとりあえず動く。動きながら考えるそういう方法はいかがでしょうか?と説いている訳です。まったくもって同感です。とは言うもののそれができりゃ苦労しませんぜというのが世の常。それを具体的な手法も交えて書いているのが本書の良い点です。

なりたい自分になりきってロールプレイする、アズイフの法則は面白いなと思います。ネット上やSNS、オンラインサロンなどで活躍していく、烏合の衆から一歩抜きんでてオリジナリティのある存在を目指すのにも役立ちそうな気もします。姿勢や心構えを見抜く力も身に付きそうですしね。

 

35日間、ホメオスタシスと意識的に戦う

ノーシンク行動と合わせて、意識を切り替えるスイッチに関しても詳細が載っていますが、それでもなお心と手が揺さぶられなかった人の為に、5週間のトレーニングメソッドまでついています。超至れり尽くせり。

5週間のトレーニング・プログラム

1.「A4の紙に自分を書き出す」

2.「新しいこと日記をつける」

3.「めんどうくさいを行動のサインにする」

4.「超恥ずかしいことをする」

5.「敵を利用する」

引用:『ポジティブ・チェンジ

中でも一番視野が広がったのが3番のルールです。”めんどくさい”という言葉は、正確に読み解くと頭に「(やらないといけないとはわかっているが進めるのが)めんどくさい」が付く表現になります。その頭のカッコの言葉が大事で、この「めんどくさいサムシング」をクリアにしないことには、先日のブログでも書いたような意思決定が毎回なされ、脳は疲れると。

また、4番のルールはやや理解しかねました。本書記載のエピソードは単なる変な人では?旅の恥はかき捨てという言葉があります。考えてしまう人は逆にその言葉を自分の言い訳として利用して、海外や見知らぬ街で自由に過ごしてみるというのもいいかもしれませんね。

総じて、具体的な手法もたくさん紹介されてあり、これなら自分も今からできる、という内容となっています。「変えたい」、「変わりたい」なら読んで損はない本です。

 

以上、ざっくり書評でした。

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